外壁塗装は外壁が汚れてきたら外壁塗装をすると思っている方も多いかもしれませんが、本当に必要なのか疑問に思ってしまうこともありますよね。塗装には費用が掛かってしまう為、後回しにしたいという思いもあるかもしれません。外壁塗装には、外壁の保護と機能性の維持、美観の維持という3つの大きな役割がありますが、適切な時期に塗装を行わないとその役割を果たしてくれなくなってしまいます。それだけではなく、塗装を行わないまま何十年もそのままにしていると、外壁だけではなく家自体の耐久性が下がったり構造部分が腐食したりと深刻な事態になってしまうことも。
外壁塗装をしないことによるデメリット
外壁の劣化 雨漏り 害虫の侵入
家の寿命が短くなる 断熱性が下がる 美観が劣る
などが挙げられます。
外壁の劣化
外壁の塗装を遅らせると、塗膜の劣化や色褪せ、変色、チョーキング現象、ひび割れといった外壁の劣化に繋がってしまいます。外壁が劣化すると、このあと紹介するさらに深刻な事態に陥ってしまうこともある為、できるだけ早めの対応がオススメです。
雨漏りの発生
外壁の劣化が進行すると、ひび割れや隙間などから雨水が侵入して雨漏りに繋がってしまうことも。外壁から雨水が侵入したとしても、すぐに雨漏りが起こるというわけではありません。外壁材の下の防水紙や構造部分で食い止められることも多い為、家の中まで雨漏りしている場合には深刻な状態だと言っても過言ではありません。もし雨漏りが起こった場合には早急に業者に修理を依頼するようにしましょう。
害虫の侵入
外壁塗装を行わないと、害虫が侵入してしまう可能性があります。雨水と同じようにヒビ割れや隙間から害虫が家の中に入り込んでしまうことも。人間に直接害を及ぼさない虫であっても苦手な人にとっては不快ですが、シロアリなど生活を脅かす害虫が侵入する可能性を考えると塗装の必要性が分かるかもしれません。
家の寿命が短くなる
外壁塗装を行わないままにしていると、外壁が劣化するだけではなく家の構造部分が腐食したり家そのものの耐久性が下がったりしてしまいます。外壁の劣化だけであれば塗装をするだけで済みますが、家そのものが劣化すると建て替えしか選択肢に残らないことも。そうなると外壁塗装よりも膨大な費用がかかってしまうため注意が必要です。
断熱性が下がる
塗装を適切に行っていない外壁は、隙間が生まれることで家の断熱性が下がってしまいます。夏場は冷房の効率が悪くなり、冬場は室内が寒くなってしまうことが考えられます。断熱性が下がると生活の快適性が下がってしまうため、外壁塗装を行わないことの大きなデメリットだといえるでしょう。
美観が劣る
外壁塗装を行わないと、耐久性や機能性よりも美観の面が気になる人も多いかもしれません。長年塗装を行わないままにしていると、色褪せや変色、サビ、コケなどが目立ち始めるため美観が劣ってしまいます。
これらの症状が出る前に一度、点検依頼をしてみて下さい。
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