外壁塗装の汚れの種類

建物の外壁塗装は、紫外線や雨風に毎日曝されているため、年月の経過と共に色々な汚れが発生します。外壁塗装が劣化する前に、発生する可能性がある汚れの種類を知っておくことで、適切な対策を考えておく事ができます。

◆雨染み

外壁塗装汚れの種類 雨染み汚染
雨染み汚染は、外壁に付着した汚れが雨で流れた跡が付く現象の事を言います。

雨は、外壁の汚れを流してくれる役割も果たしますが、その際、汚れが流れきらずに残ってしまった部分が雨染みとなります。サッシの水切り部分や換気ガラリ、面台、笠木‥から雨染みが付きやすいので注意が必要です。雨染みは、雨が降る度に同じ場所に付きやすいので、汚れが沈着してしまう前に落とす様にしましょう。外壁で雨水が当たりにくい場所は、雨染みが付きやすい部分があるかどうか、事前に確認する事も大切です。

◆ カビ・藻・苔

外壁塗装汚れの種類 カビ、藻、苔

カビ、苔、藻は緑や黄色、黒っぽい見た目の汚れであり、これらの汚れは湿気を好むのが特徴です。

ホコリと同様に白い外壁では、カビ、コケ、藻汚れが目立ちやすい事を頭に入れておきましょう。カビ、コケ、藻は、日当たりの悪い場所や風通しの悪い場所に繁殖しやすいので、隣の家で影になりやすい場所や通気状態が悪いセメント系、窯業系の屋根部分は注意が必要です。また建物の周囲に雑木林や植栽物がある場合は、その近くにも胞子が飛んできやすい事も知っておきましょう。
カビ、コケ、藻の汚れは範囲が広がってしまう可能性がある事や、放っておくと根を張ってしまい、汚れ自体を落としにくくなるので、早め早めにメンテナンスを行う様にしましょう。

◆ 変色・色褪せ・チョーキング

外壁塗装汚れの種類 変色・色褪せ・チョーキング

外壁に塗装している塗料が劣化すると色褪せや変色が起こります。ホコリの付着や雨垂れによって黒くなっている状態も大きく分けると「変色」と言えるかもしれません。

いずれの場合も早急に塗装が必要という訳ではありませんが、外壁の見た目が悪くなってしまうので、塗装を検討し始めて良いタイミングだと言えます。また、チョーキングは塗膜の表層樹脂が、熱や紫外線、風雨などによって劣化してしまう事によって塗装の表層が白くなる現象です。こういった劣化が進むと外壁の下地や構造部分まで傷んでしまう事もあるので、そのまま放置せずに早めに点検やメンテナンスを依頼する様にしましょう。

◆ 錆び

外壁塗装汚れの種類 錆
錆びは金属が腐蝕する事で発生し、黄色や茶色、黒‥色に変色してしまうのが一般的です。

外壁塗装する事で防水効果を持たせ、サビが発生しにくくなります。
塗装をしてから時間が経つと徐々に防水効果が弱まり、金属が水の影響を受ける事でサビが発生してしまいます。しかし、塗装をしてから3年以内に錆びが発生する様でしたら、あまりに早すぎるので、手抜き工事などの可能性も考えられます。また、外壁以外の別の場所で発生した錆が雨や風の影響で外壁に移ってしまう「もらい錆」が発生する事もあります。なお、アルミ、ステンレス‥錆びづらい外装材で、もらい錆が発生してしまうと、錆の進行が早く進みやすいので注意が必要です。

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