外壁塗装の3回塗りについて

外壁塗装の標準的な塗装回数は、3回塗りが基本ですが、塗装業者によって、塗装する回数は、まちまちですので、見積りの段階で何回塗りなのかをしっかり確認をしておく必要があります。予め、どの部分が何回塗りか見積書や作業手順書にちゃんと表記されていないと、何回塗りで仕上げてあるのか不明確になりがちです。ですので、外壁塗装の見積書には作業内容の明細と塗装回数を表記してもらいましょう。

実際に工事が始まったら施工写真を撮ってもらう

一般的な外壁塗装の標準仕様は、下塗り材(シーラー、フィラー)を1回目に塗って、上塗り材を1回(中塗り工程)、再度上塗り材(上塗り工程)を塗って仕上げるのが通常です。しかし、塗装業者の中には中塗りの工程を省いて、1回塗りで仕上げてしまう悪徳な業者もいるので写真を撮ってもらって、作業内容や塗装回数をちゃんと確認できる様にする必要があります。(施工前、高圧洗浄、補修、養生、中塗り、上塗りの工程写真を2~3か所撮ってもらうと良いです。)塗装工事で大切な下塗りや中塗りを省く様な業者は、完全な悪質業者と言えますが、外壁塗装の場合、手抜き工事かどうか全く見分けが付かない場合も多く、簡単に判断ができないのが現状です。この様な悪質な手抜き工事を防ぐ方法は、中塗りと上塗りの色を変えて塗装する方法を塗装業者に採用してもらうと良いです。

中塗りと上塗りの色を変えて塗ってもらう

この作業方法は、仕上げの色よりも、ほんの少しだけ薄い色を注文して「中塗り色」として塗装します。外壁の下塗りは、白色の下塗り、2回目の中塗りは、仕上げ色の近似色、3回目でお客様の希望する色で仕上げて、しっかりと3回塗りしてもらいましょう。こういった色変えによる塗り重ねは、塗装工事を依頼するお客様側からしても、とても安心してもらえる工法と言えます。こういった工程管理方法は公共工事などでも、取り入れられています。なぜなら、色変えによる塗り重ねは、手抜き工事の防止にもなりますし、作業中の塗り忘れも防ぐ事ができるからです。(ただし、使用する材料のロスは多くなるので、外壁塗装の工事単価が若干高くなる傾向があります。)外壁塗装の費用は、安いに越した事はありませんが、しっかりと下地から塗ってもらわなければ、仕上り感や品質に大きな差が出てきますし、塗装して何年か経過した後、経年劣化の度合いや劣化が進行するスピードも大きく変わります。

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