雨樋について1

雨樋の塗装に関して知る前に、意外と知らない雨樋の基本的な事について確認しましょう。

雨樋は何で出来ている?

雨樋はまず何で出来ているのでしょうか。様々な原料別に雨樋を見ていきたいと思います。

・塩化ビニール樹脂

一番普及しており、昔から愛されている塩化ビニール樹脂製です。非常に普及しているので、安価で手に入れやすいというメリットがあります。しかし、経年劣化とともに塩化ビニール樹脂がしならなくなってしまい、ちょっとしたことで割れてしまう、など破損しやすい一面もあります。少し強度を上げた別の合成樹脂製雨樋もありますが、少し強度が高い分、価格も少し高めになります。


・ガルバリウム鋼板

非常に錆びにくく、軽い金属の雨樋です。屋根、外壁で非常に広く普及している材料なので、比較的手に入りやすいです。外壁、屋根をガルバリウムにして雨樋もそれにそろえるという事も多いようです。金属製の雨樋の中ではもっとも普及している雨樋と言えますが、価格は塩化ビニール樹脂などに比べれば高額です。


・アルミニウム/ステンレス 

珍しい雨樋です。金属ではあるものの錆びづらいのが特徴です。それぞれ金属の味があります。

・銅

これぞ銅という光沢を持っていますが、経年劣化とともに徐々に色がついてきます。強い酸の酸性雨にさらされ続けてしまうと、雨樋に穴が空いてしまう場合があります。

・竹 

今はほとんど見かけなくなった雨樋です。本当に昔の建物などでは竹を割ったものを雨樋として使用していました。

雨樋が劣化してしまうとどうなるか

雨樋は日や風がずっと当たり続け、さらに雨水が大量に流れる部分なので、基本的に塩化ビニール樹脂やガルバリウム鋼板など、強固な素材で作られています。しかし、永遠に使用できるものは存在せず、雨樋も必ず劣化します。素材によって劣化していくまでの期間の幅はありますが、雨樋の寿命は20~25年ほどと考えておきましょう。雨樋が劣化をしてしまうと、変形する(ゆがむ)、穴が空く、割れる、外れる、漏れるなどの症状が出ます。その場合は外壁や屋根のように塗装で解決することは出来ず、交換が必要となるでしょう。

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