防水工事について

大切な住まいを守り、いつまでも快適に過ごすためには、屋根や屋上、外壁、バルコニー・ベランダなどから水の浸入を防ぐことがひとつのポイントです。どんな家でも年数が経つと水漏れが発生する恐れが出てきます。 水が室内に入り込むようになってからでは、工事費用が多く掛かってしまいますので、防水工事は早めに行うことをおすすめします。

防水工事の種類は、大まかにウレタン塗膜防水FRP防水アスファルト防水ゴムシート防水等があります。

防水部分は、10~12年にを目安にして、改修工事行う様にします。(一般的な耐用年数)
トップコートの退色・変色=トップコートに含まれる樹脂が劣化して、トップコートの色が変わったりする事を言います。退色とは、ツヤが落ちたりする状態の事を言います。クラック・亀甲クラック=経年の塗膜防水に生じます。塗膜防水材の劣化・躯体の挙動によって生じます。クラックの幅・深さ・長さ・向きによって補修方法を考える必要があります。浮き=経年により、塗膜・素地との蓄熱の繰り返しで生じる熱伸縮が原因で塗膜やシートが浮く(膨れる)場合や、プライマーや脱気が不十分な場合、脱気設備の未設置等にも浮き(膨れ)が生じます。剥がれ=経年により、プライマー・接着剤・シーリングなどが劣化した場合に生じます。

防水工事の種類

ウレタン塗膜防水

ウレタン塗膜防水は、下地の形状に馴染み易く、水密性の高い連続皮膜が得られます。ですから、屋上をはじめとした複雑な部位への使用が可能です。耐候性・遮熱性等に優れたトップコートもあります。

FRP防水

FRP防水は、一般的なアスファルト防水コンクリート押さえ工法に比べ、単位面積あたり60分の1の重量です。従って躯体構造に負担が掛からず、幅広い用途で使用できます。また、他の防水材に比べ数倍の強度と表面硬度を持っています。耐候性・遮熱性等に優れたトップコートもあります。

アスファルト防水

アスファルト防水は一般的な工法の一つで、コンクリートで押さえている場合で寿命約20年、押さえが無く防水層が露出している場合でも10~15年と長寿命です。ただ、施工の際に改質アスファルトとは異なり、臭いや煙が発生するので、環境面では改質アスファルトなどに比べ、劣ります。耐久性及び、遮熱性に富んだトップコートもあります。

ゴムシート防水

ゴムシート防水とは、シート状に成型した防水ゴムシートを、接着剤で下地に貼り付ける防水工事で、シートそのものは安定した分子構造を持ち、伸縮性も高く耐候性にも優れます。コスト面でも比較的安価に設定されており、目立ちにくい部分の防水工事や応急処置に良いです。耐候性・遮熱性等に優れたトップコートもあります。

防水工事の箇所

ベランダ

各種トップコートの塗り替え(ウレタン・遮熱ウレタン・フッ素等)
劣化・漏水部分補修+トップコートの塗り替え
既存面撤去→全面改修(各種、改修仕様に基づきます。)
新規の防水層を作る(ウレタン防水・長尺シートなど)

屋上

各種トップコートの塗り替え(ウレタン・遮熱ウレタン・フッ素等)
劣化・漏水部分補修+トップコートの塗り替え
既存面撤去→全面改修(各種、改修仕様に基づきます。)
新規の防水層を作る(ウレタン防水・シート防水・改質アスファルト防水等)

ルーフ・バルコニー

各種トップコートの塗り替え(ウレタン・遮熱ウレタン・フッ素等)
劣化・漏水部分補修+トップコートの塗り替え
既存面撤去→全面改修(各種、改修仕様に基づきます。)
新規の防水層を作る(ウレタン防水・シート防水等)

階段・通路

各種トップコートの塗り替え(ウレタン・遮熱ウレタン・フッ素等)
劣化・漏水部分補修+トップコートの塗り替え
新規の防水層を作る(ウレタン防水・シート防水等)

今回は、防水工事の種類についてご紹介してきました。ここで挙げたのは代表的なもので、さらに細かく分類された工法もあります。

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