外壁塗装や屋根塗装が劣化する原因

紫外線摩耗水分などの原因が挙げられます

今回は、皆様も気になっている外壁や屋根はなぜ劣化するのかという内容になります。
金額の大きいお買い物になりますのでこちらのコラムを踏まえて是非、お問い合わせください。

■熱による塗装劣化

外壁や屋根の塗装は、長期間高温に曝されると、塗料の分子が破壊されて、分解物を生成し、塗装が劣化する大きな原因になります。熱(赤外線)による塗装劣化の一例としては、塗装の変色(着色樹脂の劣化)、色あせ(樹脂の破損によって塗装の表面が荒れる)‥があります。このような外壁、屋根‥塗装の熱劣化を抑制するには、耐候性が優れるシリコン樹脂、フッ素樹脂塗料や遮熱顔料が配合された、各種遮熱塗料を選定する必要があります。

■ 紫外線による塗装劣化

紫外線とは、太陽から放射される電磁波の一種で、物質を形成させる分子の結合を破壊してしまいます。したがって、外壁塗装や屋根塗装も紫外線で同様に劣化します。紫外線による主な塗装劣化の症状は、チョーキング、色あせ、亀甲クラックなどが挙げられます。また、チョーキングが進行する事で、塗膜の硬脆化が進行し、その結果、塗膜が温度や湿度の変化に耐用できなくなって、最終的には塗装が割れたり、剥がれたりします。このような不具合が発生している外壁や屋根の塗替えを検討する際には、光安定剤(HALS)、紫外線吸収剤(UVA)が配合された、シリコン、フッ素、無機‥各種ラジカル制御型塗料を使用して、紫外線による劣化を防ぐ事をおすすめします。

■ 磨耗による塗装劣化

塗装に接触した砂塵、黄砂、埃、鉄粉などの摩擦によって、塗装自体が摩耗してしまい、そこの塗装面に溜まった水分による白い染み(イオンデポジット)や塗膜の表面に傷が生じ、塗装が本来持つ機能が徐々に低下します。このような劣化による不具合が発生している外壁や屋根の塗替えを検討する際には、素地の遮蔽性、レベリング機能が優れる錆止め、フィラーの選定が重要です。

■ 水分による塗装劣化

雨、雪、結露‥水分によって劣化した外壁塗装や屋根塗装は、 雨、湿気‥から建物を守る事できず、建物の腐食を著しく進行させます。なお水分は、塗膜の付着力が低下する大きな原因にもなります。水分によって塗装の劣化が進行している場合、外壁や屋根の塗替えを検討する際には、入念な下地調整を行って、中性化抑制効果、素地補強効果がある下塗り塗料を選定する事が重要です。

■ 酸性雨、塩分、PM2.5による塗装劣化

酸性雨とは、大気汚染等によって発生する硫酸イオンや硝酸イオンが含まれる、強い酸性を示す雨の事です。酸性雨が塗装面に残留する事で、塗装の表面にピンホールや微細な凸凹が作られます。また、海水の塩分は日本国内の場合、沿岸から大体2㎞の地域まで飛来します。このような不具合が発生する原因は、他の水分と同様、酸性雨や塩分が塗膜表面に残留し、その中の水分が蒸発する事で酸性成分が濃縮され、塗装の架橋結合を切断してしまうからです。こういった屋根や外壁塗装の劣化を放置すると、錆びの進行、モルタル、コンクリート、窯業サイディング‥躯体、基材の脆弱化が進行します。このような不具合が発生している外壁や屋根の塗替えを検討する際には、入念なケレン、防錆力、中性化抑制、素地補強効果がある下塗り塗料の選定が重要です。

以上、5点が代表的な劣化の原因になります。

こちらのコラムを見て興味をお持ちになったり、わからないことがございましたら、ぜひ愛情ペイントにご相談ください♪

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