「破風板」ってよく聞くけど、何だろう?

2016年07月08日

屋根塗装の時に【破風板】と言う言葉を聞く事がありますが
【破風板】の事、一体何だろう?と思うことはありませんか?
「屋根の飾りかな?」と思う方もいるかもしれません。

【破風板】は住宅の耐風性能や耐火性能を高める重要な役割をもった建築構造材なんです。

【破風板】には4つの役割があります。

1.耐風性を高める
屋根は上から吹きつける風には、比較的強いのですが、横や下から吹き込む風には強くありません。
特に下から吹き上げる風には、脆い作りになっています。
そこで、屋根には破風板がつけられているのです。
破風板があることで屋根の内部への風の吹き込みが防止できます。

2.雨水が浸入するのを防ぐ
風と同じように、雨は強風・台風により横や下から屋根に襲いかかります。
そのような時に、破風板が雨の吹き込みを防ぐ役割を果たしています。

3.防火性を高める。
通常、屋根の作りは外壁よりも大きく、少し張り出た形になっています。
この張り出た部分を「軒」といいます。そのため、火災時に窓から炎が上がった場合、すぐに軒までに炎が到達します。
破風板がなかったら、防火材が使用されていない屋根裏まで一気に延焼する可能性があります。

4.見栄えを良くする。
破風板がないと内部の木材がむき出し状態になり、非常に見栄えが悪くなります。
屋根を支えている垂木・母屋・桁などは化粧材(※1)ではありません。
その為、外見があまりよくなく、破風板を使用するとそれらの木材を隠すことができ、外観を美しくすることができます。
※1 化粧材とは表面がきれいに加工され、見栄えが良い建築材のことです。

いかがでしたか?
今までは特に気にしていなかった【破風板】の事。
【破風板】があることで家が守られているという事を知っただけでも安心ですよね。

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