◆葵区 石川様邸 既存床解体工事◆

2018年08月03日

長年使用した床が腐ってきてしまったと言う事で張り替え工事を行いました。

床のきしみは初期段階であったり、一時的なものであったりする場合は特に問題ないでしょう。

しかし、長期間続く場合、原因を追求せずに放置していると、大変なことになってしまう可能性もあるので、注意が必要です。床下の木材などの劣化が原因で床のきしみが発生している場合、そのまま何もせずに放置しているとどんどん劣化が進み、最終的には床が抜けてしまう危険性があります。人が歩いたときに床が抜けてしまうと、足を骨折するなどの重症につながる可能性もあるため、注意が必要です。特に台所、洗面所、浴室などの水回りは知らないうちに劣化が進みやすいので、日頃から注意していきましょう。

木材が湿気(しけ)て腐敗してくると、シロアリにとって非常に暮らしやすい環境となってしまいます。シロアリたちは、その木材をエサにしてしまうため、どんどん木材がもろくなっていき、より床が抜けやすい状況になってしまうのです。それどころか、そのままシロアリの巣が広がっていくと、建物全体の耐久力が失われてしまいます。その結果、地震が起きたときに家が倒壊しやすくなるなどの危険性も出てくるのです。このような危険な状態になるのを防ぐためにも、床のきしみ対策は早めに取り掛かるようにしましょう。それでは、工程の様子です。

土台大引き施工中

大引き施工中

※大引きとは、1階の床組の重要な部材で、根太を支えています。大引きの端は土台に止められています。

根太組み                   荒床 ベニヤ貼り 捨て貼り

※根太とは、住宅の床を張る為に必要となる下地です。在来工法の場合、根太は大引きの上に垂直方向に張ります。
※捨て貼りとは、主として戸建住宅の床組に合板などを下貼りし、その上に床材を施工する方法です。

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