
現在外壁の主流となっている外壁材といえば、サイディングではないでしょうか。
窯業系サイディングや金属系、樹脂系、木質系などサイディングと言っても様々な種類があります。
この中でも特に人気なのが窯業系サイディングです。窯業系サイディングの魅力はデザインのバリエーションが豊富な事でレンガ調やタイル、石柄、木目など様々な種類があります。
しかし、お住まいの外壁を窯業系サイディングでおしゃれにしたのに、外壁のメンテナンスで現在の模様を塗りつぶしたくないという方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、外壁のデザインを残すことが出来る、クリア塗装についてご紹介したいと思います。
無色透明で素地が見える塗料を使った塗装の事をクリア塗装と呼ばれます。
色が付かないため、外壁のデザインをそのまま生かしながら、外壁の保護などを行う事が可能です。
通常、色のある塗料で塗装を行ってしまうと、デザインが塗りつぶされたりしてしまい、せっかく気に入っていた外壁が…と残念に思うこともありますが、クリア塗装で行う場合は、デザインが塗りつぶされることもなく、そのまま生かされるので、現在の外壁のデザインが気に入っているという方にはおすすめです。

クリア塗装は外壁の劣化症状が表れる前に行う事が理想です。
他にも、クリア塗装を行う際に気をつけなくてはならないポイントをご紹介します。
①無機塗料やフッ素でコーティングされているサイディングには塗装が出来ません
無機やフッ素は塗料は劣化が起きにくいというのが特徴で、こういった場合はその上からクリア塗装を行ってしまうと逆に塗膜が剥がれてしまう可能性もあります。
②チョーキングのある外壁には塗装をおすすめいたしません
上記でも少し書きましたように、チョーキングなどの外壁の劣化症状が見られた場合は、クリア塗装を行うと仕上がりが良くない為おすすめできません。
③シーリングの上には塗装できません
シーリングとはサイディングボードとボードのつなぎ目に使用される白いゴム状のものです。
この上にクリア塗装を行うとシーリングの剥離などの原因に繋がりますので注意しましょう。

このように、クリア塗装を行う際には注意しなくてはならないポイントがいくつかあります。
ですので、クリア塗装を行う際はしっかりと知識を持った専門の業者にお願いするようにしましょう。
コラム編集者プロフィール
代表取締役 五十嵐友清
住宅塗装ひと筋、完全自社施工で
外注・下請け一切無し!
この道30年以上のベテラン職人。平成17年に独立して以来、同じ志を持った職人たちと共に、住宅塗装のプロ集団として活躍しています。通常こういったリフォーム業界は、お客様と施工業者との間に受注を担当する営業マンが入ることが多いと言います。しかし愛情ペイントは、すべて自社施工。自社の職人たちが、ていねいに手塗りで仕上げます。
プレミアムペイント一級技術士
有機溶剤作業主任者
高所作業車
断熱施工技術者
ゴンドラ取扱業務
ハナコレマイスター
二級建築施工管理技士
二級建築士
宅地建物取引士