梅雨時の雨漏り調査のポイント

今年も梅雨の時期がやってきました。今月に入り、すでに5件の雨漏りのお問い合わせを頂きましたのでこちらのコラムを掲載いたしました。雨漏りの疑いがある方はぜひご覧になって下さい。

雨漏りは、家のどこかに開いた穴や隙間から雨水が浸入して起こる不具合です。雨漏りを止めるには、穴や隙間を塞ぐ必要があります。コーキング(シーリングと呼ぶ場合もある)を行えば、自分でも比較的簡単に雨漏り補修ができることもあります。しかし、雨漏りの原因は多岐にわたるため、コーキングでは補修できないことも多いです。外壁のヒビや穴を埋めるだけのコーキングは、根本的な補修よりも応急処置に近いものです。専門外の人が補修して、かえって不具合がひどくなったり、不十分な補修でさらに状態が悪化したりする恐れもあるので注意が必要です。

サイディング※の外壁は、外壁材と外壁材の間にコーキング剤を充填し、雨水が浸入しないつくりになっています。しかし、このコーキングが劣化するとヒビや割れが生じ、そこから雨水が浸入するのです。外壁に使用されるコーキング剤の耐用年数は、通常5~10年。外壁塗装に多く使われるシリコンタイプの塗料の耐用年数は8~15年です。そのため、外壁塗装よりもコーキングが早く劣化するケースもあります。外壁からの雨漏りが疑われる場合は、継ぎ目をまずチェックしてみましょう。雨漏りの原因箇所は屋根と思いがちですが、穴やヒビがあれば外壁からも雨漏りはします。外壁でヒビが入りやすいのは、ドアやサッシなどの開口部の角に接している部分です。地震などで家が揺れた時などに力がかかりやすいためです。サイディングを固定するためのクギ穴からヒビが入っているケースもあります。微細なヒビ(ヘアークラック)であれば、そこから浸水して雨漏りしている可能性は低いです。しかし、放置すればヒビがひろがり、最終的には建物内部への浸水の恐れも出てきます。外壁のヒビは、放置せずに修理を行いましょう。

ベランダのヒビや外壁との取り合い水平に近いベランダの平面部分(平場)は、雨水がとどまりやすい場所です。ヒビがあれば容易に雨水が浸入します。また、ベランダと外壁が接している部分(取り合い)も、雨水が浸入しやすい箇所です。取り合いの隙間を埋めているコーキングが劣化したりヒビが入っている場合は、コーキングを打ち直すことで雨水の浸入を防止することができます。ただし、ベランダの防水層全体が劣化したり塗膜がはがれたりしていれば、防水工事を行ったほうがいいでしょう。

こちらのコラムを見て興味をお持ちになったり、わからないことがございましたら、ぜひ愛情ペイントにご相談ください♪

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