外壁塗装における養生の重要性

「養生」という言葉を聞くと、引っ越しの時に家の中や家具が傷付かないように段ボールや布を巻き付けたりテープを貼ったりする作業をイメージする方が多いかもしれません。外壁塗装においても、同じような役割で養生という作業を行います。

玄関廻り室外機や給湯器車や自転車窓、サッシ廻りこちらが重要です。

引っ越しや建築の現場では家を傷付けない為という理由が想像しやすいですが、外壁塗装ではどのような役割を果たしているのでしょうか。外壁塗装は文字通り外壁を塗装する作業なので、塗らなくても良いはずの箇所を塗ってしまったり飛び散ったりする可能性があります。外壁塗装では箇所ごとに違う塗料を使ったり、塗る必要のない箇所があったりする為、間違えて塗ることを防ぐ為にも養生は必要。

また作業前に養生をしておくことで、塗装をする箇所と塗装しない箇所が明確に分かります。作業中に悩むことがない為、作業がスムーズに進むだけではなく、作業する職人さんの安全確保にもつながります。

外壁塗装では、家全体を飛散防止ネットで覆うのが基本の方法。それは車や近隣の家に飛散しない為の対策ですが、塗装する家に対して養生する箇所としては「塗装をしない箇所全て」に養生をすることになります。そこで養生が必要な箇所について詳しくご紹介します。

◆玄関廻り

玄関ドアやポスト、窓、玄関タイルなど、玄関まわりは塗装しない箇所が沢山あります。塗装する外壁から離れていたとしても、万が一飛散してしまったら落とすのに手間が掛かってしまう、塗装しない箇所は養生することで飛散を防止します。玄関の人が歩く部分は、引っ掛かったり滑ったりしないようなシートで養生。玄関ドアや窓は養生しても開閉できるような状態にしておきます。

◆室外機や給湯器

家の外には、エアコンの室外機やお風呂の給湯器などがありますよね。室外機や給湯器も塗料が飛ばないように養生しますが、給気口や排気口を塞がないように専用のカバーやメッシュカバーで覆う必要があります。夏場の塗装であれば、どうしても塗装作業中にエアコンを付けたいということもあると思いますが、室外機や給湯器にカバーを付けた状態で使用しても問題ないかどうかを塗装前に業者に確認するようにしましょう。

◆車や自転車

家の隣や敷地内に車を停めていることも多いはず。塗料が車に付着してしまうと大変なので、車専用の養生カバーで覆います。簡単に取り外せる為、塗装工事中でも外出する際にはカバーを外して車に乗ることができます。

◆窓、サッシ廻り

外壁をキレイな仕上がりにする為の養生は、塗らない箇所は汚さないように見た目・仕上がりを高品質に塗装するのが目的です。サッシ廻り、玄関などの境目にテープを貼って、真っ直ぐなラインがよりキレイに出せるようにして養生を剥した後の見た目を更に良くする為の養生です。

外壁塗装を検討しているとき、養生の役割や養生箇所、必要な道具などが気になることもあるかもしれません。そもそも業者は塗料が飛ばないように注意しながら塗装するはずですが、それでも全く飛散しないとはいえません。万が一の飛散を防ぐ為、職人さんが安心して作業を進める為に養生は必要な作業だといえます。

コラム編集者プロフィール
代表取締役 
五十嵐友清いがらし ともきよ

住宅塗装ひと筋、完全自社施工で
外注・下請け一切無し!

この道30年以上のベテラン職人。平成17年に独立して以来、同じ志を持った職人たちと共に、住宅塗装のプロ集団として活躍しています。通常こういったリフォーム業界は、お客様と施工業者との間に受注を担当する営業マンが入ることが多いと言います。しかし愛情ペイントは、すべて自社施工。自社の職人たちが、ていねいに手塗りで仕上げます。


資格情報
一級建築塗装技能士
プレミアムペイント一級技術士
有機溶剤作業主任者
高所作業車
職長安全衛生教育
断熱施工技術者
ゴンドラ取扱業務
ハナコレマイスター
樹脂注入技能士
二級建築施工管理技士
二級建築士
宅地建物取引士

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