人口が集中しており各家で使用できる敷地面積に限りがある都心部では、敷地を有効に活用しながらゆとりを持って暮らせる住宅を手に入れる方法として、「3階建て住宅」が注目されています。
しかし、いざ塗り替えを考えると3階は2階建てに比べると施工事例が少なく、お困りの方も多いと思います。今回は3階建ての塗装工事についてご紹介していきたいと思います。
3階建て住宅の塗装ポイント
3階建ての外壁塗装で気を付けるポイントとしては、下記の通りになります。
・雨樋は入念に補修を行う
・クラック(ヒビ割れ)の対策
・劣化を進めないこと
・足場工事の回数を減らすこと
・屋根の状態を点検する
これら5つのポイントを詳しく解説していきます。
雨樋は入念に補修を行う
3階建て住宅は、建物を横に長く置けない場合の土地で空間の高さを生かすために作られており、全体的に縦長の長方形の形をしているため、屋根や軒、庇などの凸部の設置が省かれている所が多く、雨がそのまま外壁に流れ落ちて雨漏りが生じやすくなっています。
雨樋の流れが悪くなると、樋から水が溢れていつも雨が落ちてこない箇所が濡れ、外壁の腐食が進行することがあります。また、これまで水たまりが出来てなかった地面やベランダに水溜まりができ、ベランダ床面の防水層の劣化や、建物基礎の軟弱化を誘発する恐れがあります。
クラック(ヒビ割れ)の対策
建物は高く建てるほど、地震の揺れによって負荷を受けやすくなる特徴があります。そのため、マンションや3階建ての建物は平屋や2階建てに比べて構造材の歪みやズレ、外壁の表面のクラックなどが揺れによって生じやすくなっています。
また、ヒビ割れや歪みが原因で雨漏りに繋がるケースも多いため、クラックや外壁材の浮きなどもしっかりと点検しておくことが大切です。
劣化を進めないこと
塗装費用を高額にする要因は、建物の面積だけではなく、建物のヒビ割れや付帯部の故障、鉄部の錆といった劣化が広範囲で進行しているほど修繕に掛かる費用も高額になってしまいます。
塗装以外の工程が増える分、相場よりも割高な塗装工事になってしまいますので定期的なメンテナンスを行い、劣化を防ぎましょう。
足場工事の回数を減らすこと
安い塗料で何度も塗り替えを行うのと、高い塗料で1回の塗装を長持ちさせるのとでは、一見総費用は変わらないように見えます。
しかし、3階建て住宅は足場面積や養生箇所も他の建物より増えるので、何度も塗り替えを行うほど、足場代などの費用が階数の少ない建物よりもかさんでしまいます。
屋根の状態を点検する
3階建ての場合、屋根の状態がどうなっているのか細かくするのが困難です。かなり高い場所に屋根があるので、点検するときは労力が掛かります。住宅を長持ちさせるためには、屋根の状態をしっかり把握しておくことが大切です。
屋根の状態は足場で確認する方法がありますが、費用が高くついてしまうので、確認だけならドローンや高所カメラでチェックした方が良いでしょう。
屋根の補修が必要になったときは追加費用が掛かるケースが多いので、外壁塗装を依頼する時に一緒に相談して補修してもらうのがオススメです。
まとめ
外壁塗装の費用は、建物の面積が大きく影響し、階数の少ない平屋や2階建ての住宅に比べると、3階建ての住宅は塗装面積も大きいため当然割高になってしまいます。
建物の形や劣化具合によっても塗装費用に影響してくるので、3階建てだからといって必ずしも高額費用になるとは限りません。劣化しにくく、長持ちする塗装を行い、劣化する前に塗装を行うようにすることを心掛けましょう。
こちらのコラムを見て興味をお持ちになったり、わからないことがございましたら、ぜひ愛情ペイントにご相談ください♪
静岡市での外壁塗装・屋根塗装・防水工事なら愛情ペイントへ!
まずは、ご相談から♪
編集者プロフィール
代表取締役 五十嵐友清
住宅塗装ひと筋、完全自社施工で
外注・下請け一切無し!
この道30年以上のベテラン職人。平成17年に独立して以来、同じ志を持った職人たちと共に、住宅塗装のプロ集団として活躍しています。通常こういったリフォーム業界は、お客様と施工業者との間に受注を担当する営業マンが入ることが多いと言います。しかし愛情ペイントは、すべて自社施工。自社の職人たちが、ていねいに手塗りで仕上げます。
プレミアムペイント一級技術士
有機溶剤作業主任者
高所作業車
断熱施工技術者
ゴンドラ取扱業務
ハナコレマイスター
二級建築施工管理技士
二級建築士
宅地建物取引士