バイオ洗浄について

前述のように、バイオ洗浄はカビ・コケなどの汚れに有効な洗浄方法です。カビやコケが他の種類の汚れと比べて厄介なのは、洗い残しがあると、残されたカビ・コケを親として再度増殖してしまうことです。

通常の高圧洗浄の場合、入り組んだ凹凸がある外装材ではまんべんなく高圧の水を当てるのは難しいもの。バイオ洗浄であれば、水圧が行き届きにくい部分や、頑固にこびりついた部分にも洗浄剤が浸透し、はがれやすくするため、この洗い残しを最低限に抑えることができます。結果的に、より確実にカビの再発を防ぐことができます。

■外壁を傷めにくい

通常の高圧洗浄は水による洗浄ですので、住宅に害は無いと思われがちです。しかしながら、汚れを一瞬で吹き飛ばすほど、高圧の水を噴きかけているため、外装材に使われているコンクリートやシーリング材などもまったくダメージを受けないわけではありません。

一度の洗浄程度では問題ありませんが、汚れがひどいときに繰り返し高圧洗浄をかけ続ければ、多少なりとも素材を傷めます。特に、雨樋や、目地のシーリング材はコンクリートなどの構造部分と比べると強靭ではないので、傷みやすい箇所です。対してバイオ洗浄なら、水圧のような物理的な負担は最低限に、カビ・コケを落とすことができます。

■塗替え塗料の密着力を高める

少し専門的な話になりますが、塗替えする塗料は、素材表面に汚れの付着が少ないほど密着力(接着力)が高まります。もし汚れが残っている場合、上から塗料を塗り重ねても、【塗料と汚れ】・【汚れと下地】が接着している状態なので、汚れごと塗料がはがれてしまうのです。塗料は汚れではなく下地に密着していないといけません。

そのため、通常の高圧洗浄で汚れが十分に取れないまま、塗料を塗布してしまうのはNG。バイオ洗浄で確実に表面の汚れ(カビ・コケ)を落としきることで、その後の塗料の”持ち”を良くすることができます。

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