外壁塗装に欠かせないコーキング打替え ヒビが入らないコーキングの秘訣

あなたは見たことがありませんか?

せっかくキレイに外壁塗装したのに、一年もしたら ヒビ割れ補修した部分だけが黒ずんで見苦しくなった外壁を…。

外壁の塗り替えで一番大事な行程は下地補修ですが、その際に、ヒビ割れを埋める【コーキング作業】は特に重要なんです。雨水はヒビから入ってくるのですから。コーキングをしないで塗装をしても、小さなヒビ割れは一旦塗料で埋まってしまいます。

しかし、時間とともに元通り…。

これでは、せっかくリフォームしても全く意味がありません。
だからこそ、コーキングが大事なんです。

しかし、その大切なコーキングは、どんな種類のものを使っても良いのではありません。実は、【可塑剤(かそざい)】が含まれているものを使うと、日にちが経つにつれて 黒ずんできてしまうこともあるからです。

可塑剤が入っている代表的なものが“輪ゴム”です。可塑剤とは、プラスチックを柔らかくするような役割があります。この可塑剤によって黒ずむ減少を「ブリード」と言うのですが、それを防ぐ為にも、その道のプロは可塑剤が入っていない 【ノンブリード】タイプのコーキング剤を使っています。

塗り替えをする場合、業者さんから塗料の説明はありますが、どんなコーキング剤を使うのかという説明は少ないと思います。

「コーキングはどんなタイプを使いますか?」と質問したら「お詳しいんですね」と、きっと業者さんはびっくりしますが、大切なお住まいのためだから聞いておきたい所です。しかし、そんな質問をしなくても安心して我が家のリフォームを任せておけるという信頼のある業者さんが一番良いですね♪

コーキングの打ち替え

シーリングのメンテナンス方法には、打ち替えや増し打ちがあります。シーリングの打ち替えは、傷んでしまった既存のシーリングを取り除き、新しいシーリングを充填する工事です。

コーキングの打ち替えにもパターンがあり、2面接着・3面接着があります。

2面接着

シーリング材を外壁サイディングだけに接着する方法が2面接着になります。2面接着は基本金属パネルや外壁サイディングの取り合いや目地に施工致します。目地底にシーリング材を接着させないよう、ボンドブレーカーやバックアップ材を目地底に付けます。

3面接着

3面接着とは2面接着と違い、ボンドブレーカーやバックアップ材を使用せず、上下または左右と目地底の3面にシーリング材を接着させる方法です。

3面接着は構造上、動きの少ない、ヒビ割れ誘発目地や窓周りなどに施工致します。3面接着は防水性が高く、2面接着より浸水や漏水の可能性が減ります。金属パネルやサイディングの取り合いや目地も3面接着の方が良いかと思われますが、3面接着で目地を施工すると、目地底にシーリング材が接着してしまうと、せっかく新しく充填したシーリング材が外壁の伸縮に耐えられず剥がれたり、ヒビ割れを起こしやすくなります。そのため、シーリング施工する箇所によって2面接着と3面接着をしっかりと分けないと、シーリングの性能を十分に発揮する事ができないため、シーリングの耐久が変わってしまいます。

コラム編集者プロフィール
代表取締役 
五十嵐友清いがらし ともきよ

住宅塗装ひと筋、完全自社施工で
外注・下請け一切無し!

この道30年以上のベテラン職人。平成17年に独立して以来、同じ志を持った職人たちと共に、住宅塗装のプロ集団として活躍しています。通常こういったリフォーム業界は、お客様と施工業者との間に受注を担当する営業マンが入ることが多いと言います。しかし愛情ペイントは、すべて自社施工。自社の職人たちが、ていねいに手塗りで仕上げます。


資格情報
一級建築塗装技能士
プレミアムペイント一級技術士
有機溶剤作業主任者
高所作業車
職長安全衛生教育
断熱施工技術者
ゴンドラ取扱業務
ハナコレマイスター
樹脂注入技能士
二級建築施工管理技士
二級建築士
宅地建物取引士

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