外壁塗装・屋根塗装は基本的に3回塗ります。
1回目が下塗り・2回目が中塗り・3回目が上塗り(仕上げ塗り)と言います。
どれも外壁の美観や耐久性を持たせる為の重要な工程になります。では、ひとつひとつの工程の役割・重要性を説明していきましょう。
【下塗り】
下塗りの役割は大きく3つ。
①お家の外壁や屋根と、これから塗る新しい塗料(中塗り)との密着性を高めるためのボンドのような役割。
②下地(屋根や外壁の下地)の劣化による塗料の吸い込みを止める事。
③透明や白やクリーム色などの目立たない色を使い既存の色を消して新しく塗る塗料の色を出やすくする働きがあります。
・サイディング外壁の場合は、太陽熱などにより膨れる可能性があるので、ボードの奥まで浸み込んでいく浸透型の下地強化剤を使用。
・モルタル壁などの場合は、細かなヒビ割れを埋めたり、上塗り用の塗料の吸い込みを防いで仕上がりを良くしてくれる厚膜の下地強化剤を使用。
【中塗り】
2回目の中塗りは、下塗りと上塗りの中間に塗りつける層のことで強度と耐久性の向上の為に塗るものです。
下塗り、中塗りの2回で終えてしまうと本来、約10年持つ外壁が5,6年程で劣化してしまいます。また。美観上の理由では1回のみだと下地が透けてしまい色がまだらになる可能性があるからです。
【上塗り】
上塗りは、見た目と塗料の持ちを左右する重要な作業です。仕上げ塗りを丁寧にすることで、紫外線や酸性雨の影響を最小限に抑えるとともに、汚れも付きにくくなり、長期にわたって美しい家を保てるようになります。
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コラム編集者プロフィール
代表取締役 五十嵐友清
住宅塗装ひと筋、完全自社施工で
外注・下請け一切無し!
この道30年以上のベテラン職人。平成17年に独立して以来、同じ志を持った職人たちと共に、住宅塗装のプロ集団として活躍しています。通常こういったリフォーム業界は、お客様と施工業者との間に受注を担当する営業マンが入ることが多いと言います。しかし愛情ペイントは、すべて自社施工。自社の職人たちが、ていねいに手塗りで仕上げます。
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